『自分の言葉で書く』出版記念パーティを開催いたしました。

『自分の言葉で書く』
出版記念パーティ
7月27日(日)
暑い中たくさんの方にお越しいただき、
ありがとうございました。

はじめの挨拶で、
この本で伝えたかったことを
話せたような気がします。
私は、子供の頃からずっと、
自分は、人とは考えが違うような気がしていた。
私が考えていることや、思っていることを
誰かに話しても、
「考え過ぎ」
「なんでそんなこと思うの?」
「お前だけやで」
と否定されたり、冷笑されることが多かった。
生まれ育った家でも、学校でも、職場でも。
なんでわかってもらえないんだろう。
私ってなんか変なんかな。
そう思ううちに、だんだん「自分の考え」を言っても
受け止めてもらえない悔しさが拗れて、
「この人たちにわかって欲しいなんて思わない」
という、周りの人を下に見る
ねじれ現状が起きていたように思う。
10代、20代の頃が特にひどかった。
30過ぎても人を警戒して、
野良猫のような目で爪を研ぎまくっていた。
今日、会社を辞めてすぐの頃に出会った人たちも
何名も来てくれていて、
当時のことを話していたら、
「さわらぎさんは、いつもずっと人を睨んでいた」
「警戒心がやばかった」とかいう話に。
マジでそうやったなー、
警戒ばっかりしていたな、と思い出した。

そんな「どうせ、誰もわかってくれない」をひっくり返してくれたのが、ブログであり、SNSだった。
どうせ誰もわかってくれないと思っていたことを
書いてみたら、
見たことも話したことも会ったこともない人が
「なんで、私の気持ちがそんなにわかるんですか!」
とコメントをくれた。
メルマガやブログに自分の意見や考えを書くと、
「私が言葉にできなかったことを言語化してくれてありがとう」と感謝された。
「誰にも」わかってもらえないと思っていたけれど、
狭い範囲のことだったんだ。
一歩外に出れば、
私が、自分で否定してきたことは、誰かの光になり、勇気になるんだと知った。
それからずっと、自分の言葉で発信をしてきた。
パーティでは
新刊『自分の言葉で書く』の内容に沿った
プチワークもした。
なんだか、ゆるい時間の中で、初対面の人たちや、なんとなくSNSで見たことのあるなーぐらいの人同士が、
自分について「シーンで語る」というワークだ。
みんなの顔がほぐれていくのを見るのが幸せだなと思った。

15年間ずっと、拗らせてばかりの私を見捨てず支えて続けてくれた真由美さんが、乾杯の挨拶をしてくれた。

13年ほど前、フリーランスとして活動していて、まだ身の振り方に迷っていた頃に「キャッチコピー作ります」サービスに申し込んでくれて、その時作ったキャッチコピーをずっと大切に使い続けてくれている西原さんが、スピーチをしてくれた。
前著『言葉にする習慣』のあと
この本を書くことを依頼してくださった
編集者の竹内さんからメッセージもいただいた。

あの時出会って、あの時あの言葉を交わして、
それで、それで。
今日来てくださった方、一人一人との間に
物語がある。
皆様、お忙しい中、そして、暑い中
今日は本当にありがとうございました。
『自分の言葉で書く
思いが届く・相手が動く「文章」の書き方』
この本が
一人でも多くの方に届くように。
引き続き応援
よろしくお願いします。
そして、今日ご都合が合わず、
また体調不良などでお越しになれなかった方も。
寄せてくださったお気持ちめちゃめちゃ嬉しかったです。
引き続き応援よろしくお願いします。

『自分の言葉で書く
思いが届く・相手が動く「文章」の書き方』
さわらぎ寛子著
明日香出版社