これまでの出来事は、今の自分の仕事とこれからの活動の「伏線」だったとしたら

自分の仕事や活動のきっかけを
話す機会は意外と多い。
こんなことがありまして、
こういうことに気づいたので、
今この活動をしています。
いろんなところで書いたり話したりしてきたソレ、
いつの間にか時代遅れになっていたり、
自分の中の本音の部分とズレたりしていないか。
私は会社を辞めて10年ぐらいずっと
「育休復帰に失敗して会社をクビになって
そこから全くゼロの状態から自分で仕事を作ってきた」
話をずっとしてきた。
だから
個人として売れるようになろうよ、
だから
個人として強く生きようよ、
みたいな文脈で。
でもそれ、なんかもう、自分でも飽きたし、時代に合っていない。個として強くなれ、は平成の価値観だ。
私は、父親が結構ヘヴィな精神病で
子供時代を過ごした家庭が機能不全だったことを
「だから、私は小さい頃から自立して、反骨精神の強い人間になった」という文脈で語ってきたけど、
ソレも何だかなーと思うようになっていた。
自分が小学生だった時の親の年齢を越えたからかもしれない。
ビョーキだからしょうがない、といって
守られもし迫害もされてきた父は
今思うと今の私にそっくりなのだ。
「自己理解」が流行っている。
あなたはこういうことを大切にする人ですね、
あなたの内側にはこういうものがあります、
「自分の内側」を知ることは魅惑的だ。
楽しい。ワクワクする。
だからいつまでも、その心地よい沼に浸って、
一生、「自分を知るワーク」みたいなのをしている人が増えている。
んなの、終わりがないのに。
「自分を知りたい」欲には終わりがない。
だから、どこかで区切りをつけて一旦言葉にして形にしない限り。
一生、ほんとうに死ぬまで
「自分を知るって楽しい」ホワホワ〜と
何も形にせず、
なんか違う
なんかしっくりこない
と
1円も売り上げずに
お金を使う側
でいてしまうのだ。
形にしていないから。
言葉にしていないから。
ホラーかな。
今日は、【言葉で仕事をつくるスクール コトスク】
第1回zoom講座。
20名の方といっしょに、「自分の経験を、誰かの価値にする」
言語化に取り組んだ。
「なぜ、自分はこの仕事をしているのか」
にはいく通りもの答えがある。
ひとつではない。
過去の出来事に、
「今までとは違う」「新しい」意味づけをする。
もし、あの出来事が、
今の自分の仕事やこれからの活動の
伏線だったとしたらどんな意味がつけられそうか?
同じワークを2回目、3回目と取り組んでいる人たちは、
自分なりにワークに制限をつけて
新しい発見をされていた。すばらしい。

本日の感想の一部
経験を価値にするワークです。
新たな商品をつくると意図して臨んだからか、人生満足度の再定義が一貫していて納得しました。マイストーリーで今の仕事を始めた理由に、これまでとは全く違うものが出てきて驚きました。
書いている時も皆さんの前で発表している時も特に何も感じていなかったのですが、少ししてからジワジワと泣きそうになっている自分がいました。これほどまでに大切だと思っていたことを見つけられてよかったです。ここから既存の商品を見直したり、新たな商品につなげていきたいと思います。
ありがとうございました。
ファクトの意味付けについて、
「過去のいろいろな出来事をこれからの仕事に繋げる」
という視点から、今までと違う意味付けを考えてみるワーク。今まで親の反対でCAになる夢をあきらめる
という意味付けをしていたけれど、
今日は「他人の望む自分を生きてきた」に変えてみた。すると、私はそんな人の望む自分を生きる自分が嫌になり、
離婚を決意して自分のできることを仕事に変えてきたのだという、ストーリーに繋がったのがとてもすっきりして印象的でした。
ファクトの新しい意味づけができたことが、嬉しかった。
思ってもみなかった意味が出てきて、
意識の更新ができたことが収穫だった。
仕事で上手くいったときの一場面を思い出して、
自身の才能の発動条件を検討した結果、
「人権関係」が良好であることが、最も強い発動条件であることに気づけたこと。
今日はお疲れ様でした!
来週はキャッチコピーを作ります。楽しみ!!