リサーチとは、インスタを見ることではない
さわらぎ寛子
言葉で仕事をつくる塾 コトシゴ。
第５回「リサーチとヒアリング」を大阪会場で行いました。
zoomや動画受講ではなく、
「わざわざ」「飛行機や新幹線に乗って」「泊まりで」来る、ことに価値を感じてくれる人が増えています。
今日は、個人やスモールビジネスの経営者である私たちが、
今日からできる「リサーチ」の実践的な方法を学びました。
顧客リサーチでも、競合リサーチでも、
「インスタを見てます」という人は多い。
でも、インスタやSNSを見ることを「リサーチ」だと思うと、けっこう大きな落とし穴がある。
視野を広く持って、「全体像」を捕まえること。
自分の専門分野だけを見ずに「時代の大きな流れ」を捉えること。
そして、「フォロワー」を見るのではなく、「今、大切にするべきは何か」を見極めること。
想像するのではなく、
「リアルなデータ」しっかりとること。
数値で表せる定量調査と、
ひとりひとりの行動の心理を捉える定性調査。
顧客は、自分でも何が欲しいかわかっていない。
お客様はいつだって、うまく言葉にできない。
だからこそ、相手が言葉にできていない「何か」を、掴むことができれば、
ビジネスは、数倍に拡大できる可能性がある。
「私ができることは、こういうこと」
「私のお客様が求めているのは、こういうこと」
それ、自分が勝手に、狭めているだけかもしれない。
今回の大阪会場には、
コピーライターとしてやっていきたい人が、ふたりおられる。
クリエイターとして、自分でビジネスを作っていくのは、かんたんではない。
集客ができればいいわけじゃなく、
成果物のクオリティを上げていく努力も必要だ。
ただ文章が上手いだけ、コピーが書けるだけだと、
AIにとって代わられるだろう。
だからこそ、どうやってビジネスを構築していくかで、差がつく。
面白い世界。やり方は無限にある。
今日もその辺りの突っ込んだ話もできた。全部繋がっている。
10年前に私がやってきたこととは、時代が違うから、今の方が面白いと感じる。
明日は、「SNSと集客の仕組み」をやります。
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